The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

老子と名人

棋聖戦の第四局が戦われています。場所は関西将棋会館の御上段の間。
AbemaTVで見ていると、渡辺三冠が座る上座の奥の床の間には十四世から十七世の4人の永世名人による掛け軸がかかっているのが見えます。

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永世名人を古い順に右から並べているので語順がおかしなことになっていますが、老子の「人法地、地法天、天法道、道法自然」(人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る)という言葉です。
関西将棋会館としては、老子よりも名人に対して敬意を払うようです。

ところで、十四世の木村義雄名人と言えば、最初の実力制による名人、かつ最初の永世名人ということです。もう50年以上も前、私が小学生の頃に見た正月のTVのかくし芸大会で審査委員をやっておられたのを記憶しています。満点しかつけない好々爺という印象でしたが、子供だった私は父から将棋の名人なんだと教えられ、おじいさんになると将棋が強くなるんだと単純に思ったものでした。後で知ったことですが、あの陣屋事件のときの升田幸三八段の対戦相手でもあります。

今日藤井七段が勝つと初タイトル。今の子供たちは高校生が一番将棋が強いと思っているかもしれません。