The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

ペーパーバックとKindleアプリ

久しぶりに読み始めた英語のペーパーバックを20日ほどかけてやっとの思いで読み終えたが、結構辛かった。
何が辛いと言って、読書用の近近レンズをいれたメガネを使ってもピントが合いにくく目が疲れるのである。
15,6年前に買った本で、紙面が黄ばんでいるのが良くなかったかもしれないし、はたまた英語だったのがストレスになったのかもしれないが、とにかく老眼の目にはつらかった。(写真右)眼科に検診に行こうかとさえ真剣に考えた。

気分転換に、友人の投稿に刺激されてダウンロード購入していた、渋沢栄一の半生を描いた「雄気堂々」をタブレットKindleアプリで読んでみるとこれが読み易い。(写真左)日本語でスラスラ読めるからかもしれないが、画面は好きな明るさにできるし、字の大きさ、行間も読み易いように変えられるのでピントが合わないとイライラすることがないのである。上巻をすぐに読んでしまったので、早速、下巻もダウンロードした。

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紙の方が目に優しい、電子書籍は目を疲れさせる要因が多い、といったことがよく言われるが、ほんとにそうなのだろうか? それは小さな字でも苦労もなく読める若い元気な目に対しての話で、機能が低下した老人の目には当たらないのではないかという気がする。

こういうことを言うと、古い日本の文庫本と電子版の英語のペーパーバックで試してクロスチェックしたら?という意見も出てきそうだが、わざわざそんなことをする気もしない。

要は自分が楽な方法を使えばいいだけだろうし、そういう選択ができるのは有難いことである。