The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

セット・トップ・ボックス

地域のサークルで知り合った知人が彼の友人から大型テレビを譲り受けたのだが、BSが映らないとこぼしていた。そう言われても現場を見ないと手の施しようがないので、今日、訪ねてみた。

これまでJ:COMを契約していたが、解約したという。壁に同軸ケーブルの接栓があるのだが、集合住宅の外観を見ると、UHFのアンテナしか見えず、BS用のパラボラ・アンテナが見当たらない。しかし、その知人が不動産屋に聞いたところ、地デジとBSが見られると言っているという。そして解約したというのになぜかJ:COMのセット・トップ・ボックスが置いてある。

そこで、先ず最初に、壁の接栓がアンテナにつながっていると仮定してケーブルを分波器で分けて、テレビの地デジ、BSの入力端子に接続してみると、地デジは映るが、BSはアンテナにつながっていないというメッセージが出る。

ということはBSのアンテナがなくて信号が来ていないんじゃないのか?と疑ったが、知人は、J:COMを解約した後も古いテレビではBSを見られていたと言い張る。譲り受けた大型テレビに変えるためにいろいろと配線をいじっているうちに見られなくなったという。

うーん、不思議な話だと頭をひねったが、J:COMのセット・トップ・ボックスが置かれていて、そのケーブル入力に壁の接栓からのケーブルが入っていて、HDMI端子にケーブルがつながっている状態なので、これはケーブルで配信されたものをセット・トップ・ボックスで視聴可能な信号に変換するのだろうと推測し、HDMIでテレビと繋いで、テレビの入力をHDMIにすると、果たして、地デジとBSが見られるようになった。

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セット・トップ・ボックスの裏側

知人は感心することしきりで、大喜びである。BSで映画を見るのが楽しみだったらしい。

なんだかすっきりしないところもあるが、問題なく鮮明な映像が映っていてセット・トップ・ボックスでコントロールできるのでこれでいいのだろう。

知人に喜んでもらえたのは私も嬉しい。家に帰っていい気持でビールを飲みながらこの記事を書いている。