車で15分程度のところに花菜ガーデンという県立の施設があります。
関東有数という1000種を超えるバラが楽しめるところで、「ローズフェスティバル2021秋」を開催中という案内を見て昨日行ってみました。
バラの見頃は5月頃なので、この施設の入園料も5月がピークシーズンとして設定されていますが、四季咲きのバラが楽しめるということで10月のこの時期にもローズフェスティバルが開かれているようです。
バラ園に続く道の両側に鉢植えになったバラがずらっと置かれていてその種類の多さには圧倒されます。
交配による品種の改良が様々に試みられているのでしょう。驚くほど多種のバラがあるものです。今回は開花のピークを過ぎてしまっていることもあり、花よりも名前の方が気になりました。その一部ですが、有名な方々の名前にちなんだものを集めるとこんなものが目につきました。
マリアカラスと呼ばれるのはいかにも世紀のプリマドンナといったこんな派手なバラです。
入園者は皆さんマスクをしています。屋外でもそれだけ徹底できるのが日本人のすごいところでしょうが、せっかくの香りを感じることができません。香りの高いバラを集めたエリアでは、周りに人もいないので、マスクを外してみました。早く自由に香りを感じられる状態にもどって欲しいものです。
バラは最盛期ではなく、量をみるならやはり5月だろうと思います。
それに対していま最盛期を迎えていたのはサルビアです。
サルビアというと上の写真の一番手前のものしか知りませんでしたが、色々種類があるものです。
最近、市のテニスコートの周りに咲いている紅い小さな花が気になっていたのですが、それもサルビアの一種だということを知りました。
その先にはモネの絵に登場しそうなスイレンの池があります。
更に歩くと、チェコの作家カレル・チャペックの家と庭が花菜ガーデンのシンボルとして再現されています。チェコのチャぺックといえば、ロボットという言葉を世界で初めて作った人じゃないのか?と思ったら、やはりそうでした。詳しいことは知りませんが、生涯庭いじりを楽しんだ人のようで、そのライフスタイルや心がこの花菜ガーデンに通じるものがあるということで作られたようです。
パノラマ大花壇のコスモスとキバナコスモスもとてもいい雰囲気でした。
天気がよく、空気が乾燥していたのでこういう日にはみはらしデッキから富士山がよく見えます。
冠雪した富士山はいつ見ても美しいですね。
すこし風の強い日でしたが、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。
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