レコーダーのリモコンの青ボタンが応答しなくなった。
双方向番組のクイズやアンケートに答えるために利用することはほとんどないのだが、レコーダーのある制御に割り当てられているのでこれが効かないと不便なのである。
何度も押しているとときどき効いたりするので、どうも部品の劣化か接触不良によるもののようである。直せるかどうかわからないが開けて調べてみることにした。
く
まず、電池のふたを外すと、ビスが2本見えるのでそれを外す。(上)
ほかに外す手掛かりがないので、隙間にマイナスドライバーを入れて強引にこじ開ける。(下)
開けるとこんな風である。スイッチのゴムシートと基板に分かれていて、ボタンを押すと導電性のゴムが基板に直接触れて、回路が導通する構造になっている。
下の写真は、掃除をした後に撮ったもので、開けたときは、ところどころ水滴(?)がついた状態で、ほこりもついていた。それらをふき取ってきれいにすると、特に切れているとか、破損しているという状態は見られない。
問題のボタンが当たる回路の印刷箇所は写真の赤破線のところで、こちら側はテスターで当たっても問題はなさそうである。
問題のボタンの裏側の抵抗を測るとほかのものより少し高めに出るのだが、導通はしている。そこで念のためにアルコールで汚れを拭いて、もとに戻した。
試してみると青ボタンは安定してON/OFFができるようになっている。
なんだかよく分からないが、めでたし、めでたしである
この種のリモコンはネットで¥2,500くらいで買えるようだが、とりあえずはこのクリーニングでしばらくは使えそうである。