Miami Open で大坂なおみ選手が決勝進出を果たしました。
WTA(女子テニス協会)の大会はDAZNでしか配信されていないので、今回は大会サイト
のライブスコアをみたり、終わった後のハイライト映像をYoutubeで見ていたのですが、フルマッチを見られないのはフラストレーションがたまります。
なおみちゃん(以降、こう書かせてもらいます)は、3月のIndian Wellsでの大会の試合途中で精神的に不安定になり2回戦で敗退してしまって心配だったのですが、そこから立ち直ってここまで快進撃を続けているとなるとどんな調子なのか気になります。そこで、2月に解約したDAZNをとりあえずひと月だけ再契約することにして、早速、昨日のBencicとの試合を観ました。
大会会場はMiamiのHard Rock Stadium。フロリダは彼女の地元なのでホームグラウンドのようなものなので、今までの最高がベスト8だというのがむしろ不思議なくらいです。
Bencicとはこれまでどうも相性が悪くて、なおみちゃんがランキング1位の2019年の時になんと3連敗をしているのです。天敵のような存在です。苦手意識があるならそれを何とか払拭してもらいたいものです。
コイントスは子供が選ばれてやるのが普通ですが、今日はこのおじさん。誰なのでしょう?
第1セットの前半はなおみちゃんの動きが硬く、以前の対Bencic戦と同じように、セカンドサーブをたたかれ、コースを攻められます。後半持ち直してきたのですが、Bencicが冷静でそのセットは落してしまいました。リアルタイムで観ていたら、今日もやられるかと不安になるところでしょうが、結果が分かっているので、冷静に見ていられます。
Bencicはスイス人ですが、バイザーにはウクライナの国旗色のリボンを付けていて、自身の主張を明確にしています。
余談ですが、彼女の母国のスイスは中立国ではあるものの、今回はロシアに対して制裁を科す方針を打ち出しているようです。何もしないのはロシアを利することになり、それはむしろ中立に反するという考え方のようです。
今日のなおみちゃんはサーブが好調で、第2セットになると持ち直してきて、第3セットも落ち着いたゲーム運びでリードします。
マッチポイントを迎え、このポイントを取って試合終了。
競った好試合でしたが、Bencicもさわやかな笑顔で祝福しているようで好感が持てます。
Team Osakaも大喜び。
スタッツをみると、Aceの数、Winnerの数、Unforced Errorの数で上回っていて文句のない勝利でした。
決勝の対手はŚwiątek。ランキングが1位になったし、今大会はこれまで1セットも落としておらず絶好調なので楽しみな対戦です。
日本時間4月3日AM2:00から。今晩は仮眠を取って、リアルタイムで観戦することにします。