The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

Madrid Open

クレイ・シーズンが到来し、Madrid Openになおみちゃんが参戦して1回戦に登場しました。対戦相手は、直前のWTA250のIstanbulの大会で優勝しているPotopova。

得意でないクレイで、相手は波に乗った若い選手なので、どういう試合になるか心配して見始めましたが、サーブ、ストロークともに安定していて、全くスキのない試合運びで、63,61の快勝で終わりました。

マッチポイントのセカンド・サーブをここまで回り込んでフォアでリターン

ゲームセット

スタッツを見ても、完勝だったことが分かります。日本時間の夜中の12時半からの試合でしたが、起きて応援していた甲斐がありました。よかった、よかった。

実は、今日でDAZNの1か月の契約が切れるので、延長するかどうか悩んでいたのですが、こんな試合を見せられると、5月にはクレイの大会が続くのでもう一か月延長しようという気になってきました。

ところでこの試合のコートはクレイなのですが、ビデオ判定が導入されています。これまでクレイの大会では、イン・アウトが微妙なときに、審判が席から降りてきてボールマークの間近に寄って目視で確認することがずっと行われてきていましたが、この大会では、チャレンジがあった時は、ビデオを再生して判定をしています。

サイドラインの判定用のカメラは下の絵のように、ネットの下に固定されています。

そして、ボールが接地した場所を正確に記録、判定しています。

このシステムは別の大会でも見たことがありますが、広く使われているHawkeyeとは異なるシステムのように見えます。興味があるので色々調べているのですが、詳細についてはよく分かりません。しかし、映像とCGがリンクしていて非常に説得力のあるシステムです。