2号機である発泡材の板でできたGeeBee型パークフライヤーは軽くて構造的に弱いので、すこし風があると楽しむことができません。そこで、3号機としては基本に戻ってしっかりした練習機を作ることにしました。
そのための機体としてはムサシノ模型のプレイリーというモデルがいいというアドバイスをRCクラブのベテラン諸氏から受けたのですが、古い製品のようで、メーカーのサイトを見ると電動機版はすでに製造終了となっていて手に入らないようです。
ところが近くのホビーショップを覗くと、そのエンジン機版が置いてあったのです。店のご主人に相談すると、電動機用にすることには何の問題もなく、その改造も容易ということです。そこで3号機としてこれを選択することにしました。
バルサにフィルムを貼って作るので少し手間がかかりそうですが、構造がしっかりしているようなので、これなら多少の風があっても安心して飛ばせそうです。
改造の一番のポイントとなるモーターの取り付けは、図のように配置したボルトマウントを使うことにしました。こうすると、ビスに留めるナットの位置を変えることにより、モーター軸の向きをある程度自由に変えることができて好都合です。
製作が進み、翼、機体の大枠ができてきたので、ここで機体に組み込む部品を配置して様子をみてみました。
モーターはこんな感じでブラシレスモータの固定部を後ろにして十字マウントを使って取り付けます。ナットの調整でサイド・スラスト、ダウン・スラストが2度前後で設定できそうです。
ファイア・ウォールには、モータの3本のコードを通し、放熱のための空気が流れるように10×12mmの穴を2個開けました。アンプはファイア・ウォールの背後に置き、そのすぐ後ろに空気が流れるようなガイド枠を設け、胴体下部に設けた開口部から空気が外に流れ出るようにしました。
その上にバッテリー台をのせ、バッテリーを搭載します。
重心は最終的にはバッテリーの位置で調整しますが、経験的にこのくらい調整範囲があればOKだろうと推測しています。
比較的重量が軽いレシーバーとサーボはその背後につけることにして、それを固定するための棚を付けました。
全部品を仮置きしてみて、上下、前後で干渉しあわないか、配線上の問題はないかを確認してみました。
良さそうです。
次の段階は、全てのバルサ部材に丁寧にサンドペーパーをかけて仕上げ、フィルムを貼っていきます。
→ 3号機の製作 2
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アイキャッチ用コラージュ