The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

2号機の製作 1

1号機である発泡材の板でできたGeeBee型パークフライヤーは軽くて構造的に弱いので、すこし風があると楽しむことができません。そこで、2号機としては基本に戻ってしっかりした練習機を作ることにしました。

そのための機体としてはムサシノ模型のプレイリーというモデルがいいというアドバイスをRCクラブのベテラン諸氏から受けたのですが、古い製品のようで、メーカーのサイトを見ると電動機版はすでに製造終了となっていて手に入らないようです。

ところが近くのホビーショップを覗くと、そのエンジン機版が置いてあったのです。店のご主人に相談すると、電動機用にすることには何の問題もなく、その改造も容易ということです。そこで2号機としてこれを選択することにしました。

バルサにフィルムを貼って作るので少し手間がかかりそうですが、構造がしっかりしているようなので、これなら多少の風があっても安心して飛ばせそうです。

改造の一番のポイントとなるモーターの取り付けは、図のように配置したボルトマウントを使うことにしました。こうすると、ビスに留めるナットの位置を変えることにより、モーター軸の向きをある程度自由に変えることができて好都合です。

モーター取り付け部の改造

製作が進み、翼、機体の大枠ができてきたので、ここで機体に組み込む部品を配置して様子をみてみました。

モーターはこんな感じでブラシレスモータの固定部を後ろにして十字マウントを使って取り付けます。ナットの調整でサイド・スラスト、ダウン・スラストが2度前後で設定できそうです。

モーターは リポセル数:3セル  KV値: 1060rpm/V 最大A:26A  重量:100g

ファイア・ウォールには、モータの3本のコードを通し、放熱のための空気が流れるように10×12mmの穴を2個開けました。アンプはファイア・ウォールの背後に置き、そのすぐ後ろに空気が流れるようなガイド枠を設け、胴体下部に設けた開口部から空気が外に流れ出るようにしました。

アンプ(最大電流 45A,  重量64g)とその空冷用のガイド枠

空冷用のガイド枠と胴体下面の開口部 右はバッテリー台

その上にバッテリー台をのせ、バッテリーを搭載します。

バッテリーはLi-Poの3セル、2200mAhで重量は170g

重心は最終的にはバッテリーの位置で調整しますが、経験的にこのくらい調整範囲があればOKだろうと推測しています。

比較的重量が軽いレシーバーとサーボはその背後につけることにして、それを固定するための棚を付けました。

 

全部品を仮置きしてみて、上下、前後で干渉しあわないか、配線上の問題はないかを確認してみました。

良さそうです。

次の段階は、全てのバルサ部材に丁寧にサンドペーパーをかけて仕上げ、フィルムを貼っていきます。

 

 2号機の製作 2 

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アイキャッチ用コラージュ