The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

2号機の製作 3

胴体にカバリング・フィルムを貼り、少しデコレーションもしてみました。

胴体は、底面、側面、上面に分けて下から貼っていきます。境界部分は下の写真のように数mm重ねて貼り、上の層だけをカットします。

その作業の際に下のような道具が役に立ちました。ベテランのYさんに貸してもらったもので、カエルの顔のような形をした道具はちょっと見ただけでは何のためのもので、どうやって使うのかわかりません。しかし、下の写真の右下のような使い方をするとこれが実に便利なのです。世の中には工夫された便利なものがあるものです。

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こういうのを一つ持っていてもいいなと思い、近所のホビーショップで尋ねると、店のご主人はそんなものは使わずにナイフ1本を指の感覚でコントロールしながらフィルムをカットすると言います。そうして作った機体をいくつか見せてもらいましたが実に見事なものです。匠の技です。

今回用意したカバリング・フィルムは白とダークブルーだけなので、東海道新幹線みたいになってしまいました。(笑)

ちょっと面白みに欠けるデザインになりましたが、機体全部にフィルムを貼るのも、重ね貼りするのも初めてだったので、最初の作品としてはまあこんなもんでしょう。
ラジコンクラブのベテランによると、カバリング・フィルムはヒートガン(ドライヤーでも可)で熱をかけると簡単にキレイに剥がすことができるので、フィルムが破れたり剥がれたりすると何度も貼りなおして作り直すとか。カバリング・フィルムの取り扱い方も大分慣れてきたので、この機体も次に貼りなおす機会があれば、ちょっと凝ったデザインを考えてみたいものです。

窓と数字の部分はグレーと黒のカッティングシートを貼っています。
垂直尾翼にはこれが私が作った8機目の飛行機ということで、8という番号を付けました。17,8年前にラジコン飛行機を楽しんでいた時に6機作ったことがあり、通し番号で数えるとこの2号機は8機目ということになるのです。ちなみに過去の6機は昔の写真を引っ張りだすと順番にこういったものでした。

2003~2005年に飛ばした機体

既にフィルムを貼り終わっている主翼を載せるとこんな雰囲気になります。主翼がベタっとした感じでなにかアクセントがほしいところですが、それは実際に飛ばして、視認性や雰囲気を確認したうえで追加することにします。

 

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