端午の節句にはいつも兜を飾っています。これは長男が生まれた40年以上前に、義父母が贈ってくれたものなのですが、毎年のことなので、これまで特にこのブログで書いたことはありませんでした。
今年もその時期になったので飾りましたが、いつもより少し早かった気もします。
それはきっとLos Angeles Angelsの兜に刺戟されたからでしょう。
大谷選手が所属するAngelsではホームランを打った打者に対して、昨年はテンガロンハットを使って祝福していました。
それが今シーズンは麦わら帽子になったので、しょぼくなったなあと思っていました。
しかしその理由が分かりました。ホームグラウンドでの試合が始まった日本時間8日、なんと日本の武者の兜を使うようになったのです。それをかぶる栄誉の第一号は、Mike Troutでした。さすがです。いい武者ぶりです。ただ、クワガタの向きが逆なのはご愛敬です。
この兜、鹿児島の会社の製品だそうです。
大谷選手は?と期待していると、日本時間10日に第3号を打って、兜をかぶせてもらった姿を見せてくれました。下のビデオを0:45当たりで見ることができます。現地の解説者にはセレモニーのための被りものとしか見えないようで、”Homerun hat!”と言っていますが、日本人にとってはこれは「兜」なのです。
やはり兜はこの人が一番よく似合います。