2006年からBフレッツでインターネットに接続していますが、集合住宅に住んでいるので所謂FTTB(Fiber to the building)、つまり建物まではファイバーで来て、建物内は既存の電話線にデジタル信号を流すVDSL方式で使ってきています。通信速度最大100Mbpsを共同利用する形なので、通常は問題を感じないですが、週末などは少し遅いなと感じさせられることもあります。現在測定すると下記の程度です。
今回、NURO光から集合住宅向けプランが提案され、それによると下の図のように建物内の配管を利用して、各戸に光ファイバーを引き込むと言います。FTTH(Fiber to the home)になるのです。
それによって、下りは最大2Gbpsになるといいます。2Gbpsというのは技術規格上の値で、実際の接続では1Gbps以下になるのでしょうが、それでも速度は大幅に向上しますし、月額負担金は低くなるようです。それにキャンペーンで宅内工事費が無料ということなので魅力的な話です。
週末に個別の相談会があったので、説明を聞いて申し込んできました。
実際の回線工事については下のような動画が提供されていてるので納得できます。
宅内にはソニー製のONUが設置されますが、それにはWiFIルーターも含まれるのでスッキリしています。
割り引きのキャンペーンを利用するには、ひかりTVと見守りサービスの追加のオプションを付帯させるのが条件となっていますが、それらは無料の試用期間の後、不要であれば解約できることになっています。
私の技術的な興味は曲げの許容範囲が30mm程度の光ファイバーをどうやって建物内を通すのか、つまりMDF【Main Distribution Frame】からIDF【Intermediate Distribution Frame】、IDFから各戸の光コンセントへの配線をどうするかなのですが、工事の時は立ち合いが必要ということなので、そのときじっくり見学させてもらえそうです。
工事は1か月以内だろうということなので、楽しみです。