下呂、高山、名古屋を2泊3日で廻ったので、その記録を写真とともに残しておこうと思います。
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当初、下呂に16時半ごろ着くのんびりしたプランで列車を取っていたのですが、妻と朝食を食べながら話していて、少し早く着いて下呂の観光ができないかということになり、急遽、ネットで列車を早められるか試みました。
キーになるのは列車が限られる名古屋から下呂の特急ひだですが、JR東のえきねっとのサイトでそれを12:48発→14:29着に変更することができました。新横浜から名古屋は東海道新幹線ですから列車はいくらでもあります。JR東海のスマートEXで、10:58発→12:16着に変更しました。そして、新横浜発10:58に乗れるように最寄り駅から出発することにしました。
新幹線で名古屋についた後、高山線への乗り換え時間が32分あります。駅弁を買うついでに評判のぴよりんを捜すと幸運にも2個手に入れることができました。
ぴよりんについては別の記事を書いています。
今回の旅行では所謂名古屋めしを色々楽しみたいと思っているので、駅弁はそのコンセプトで選びました。
駅弁とぴよりんを持って乗り込んだ特急ひだ11号はハイブリッド気動車HC85系で運行されています。
今回下呂温泉に行くことにしたのは、下呂が草津、有馬と並んで日本三名泉の一つと目されているのに、これまで下呂どころか岐阜県はこれまで新幹線で端っこを通過するだけで一度も降り立ったことがないので、一度行ってみたくなったからです。
予定通り2時半ごろ下呂について、駅のすぐ近くの水明館にチェックインしました。
部屋の窓からは眼下の飛騨川とその対岸の下呂の温泉街が見えます。
早速ホテルから1kmほどのところにある合掌造りの家屋を集めた下呂温泉合掌村に行ってみました。合掌造りで有名なのは同じ岐阜県にある白川郷ですが少し遠すぎます。この合掌村は白川郷などから移設した合掌造りの家屋を集めて日本の原風景を再現したものということなので、少しその雰囲気を味わうことができました。
先に下呂、草津、有馬が日本三名泉と言われると書きましたが、それを最初に言ったのは江戸初期の儒学者林羅山だそうです。今日、下呂が人気の温泉地になっているのはこの林羅山のおかげですから町の中心部にその像があります。
台座に彫られているのは下の様な説明で、「山間の湯に猿と遊ぶ羅山像」とされていますが、なぜこのようなデザインになったのかは分かりません。
温泉のことは写真では残せないのですが、泉質:アルカリ性単純温泉 pH9.4ということでつるっとした肌触りの自然の石鹸効果がある湯です。謳い文句に滑らかで柔らかい「美人の湯」と書かれていますが、その通りの爽やかないい温泉でした。