The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

エアコンの電源

今年の夏も暑そうです。最近は熱帯夜が続くときは夜でもエアコンを切るなと言われるくらいなので、エアコンがいきなり壊れると生死に関わる話にもなりかねません。

我が家のメインのエアコンは冷房能力5.5KWのものですが、16年使っているので壊れる前に買いなおすことにしました。ついでに、それ以上古くて調子の悪い冷房能力2.2KWのエアコンも合わせて新調することにしました。

5.5KWのエアコンは200Vなので専用回路のコンセントが壁の上の方についていますが、2.2KWのエアコンは100Vで壁の下の方にある普通のコンセントから電気を取っていました。

取り付けの前の3日前の昨日、販売店からSMSでメッセージが来て、工事前の最終確認のためにYoutube動画を見るように書いてあります。

それを見て驚きました。
壁の高い位置に専用コンセントがないと設置できません、と言っているのです。

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購入時には何もそういうことは聞いていないので、今日朝一で電話で問い合わせ、普通のコンセントでも構わないことを確認しようとしました。すると、販売店側は、最近のエアコンは暖房運転時に大きな電流が流れることがあるので発火事故を防ぐために100Vと言えども専用回路のコンセントが用意されてないと設置できないというのです。販売側としてはリスクを回避するための正しい判断でしょうが、いつからこんなルールができたんでしょう?

設置するためには、分電盤から100Vの専用回路を引き出して新たなコンセントを作る必要があるのです。鉄筋コンクリートの集合住宅なので、露出した形で引き回すしかありませんが、工事費が2万円以上かかると言うし、不格好です。

話をするとクーラーだけならさほど電流が流れないので普通のコンセントでも使用できることが分かりました。夏の暑さは耐えられませんが、鉄筋コンクリートの集合住宅なので、冬はさほど寒くなりません。それなら、冷暖房エアコンではなく、クーラーにして、暖房がどうしても必要なときは何かヒーターを入れるようにすれば、工事の必要はないわけです。大きなメーカーは最近は冷暖房エアコンに集中していてクーラーだけというのはないようですが、中小のメーカーからはクーラーだけのものが提供されているようです。販売店に在庫の確認をしてもらうとあることがわかったので午後販売店に出向いて契約を変更してきました。

昨晩、設置できないといきなり聞かされた時は少し焦りましたが、予定通り工事をしてもらうようにできたのでホットしました。

これでこれからの暑い夏を安心して迎えられます。