The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

全仏の最高の試合と最悪(?)の試合

昨夜、全仏オープンが幕を下ろしましたが、男子シングルス決勝は、5時間半におよぶ大会史上最長の決勝戦で、見ごたえのある大熱戦でした。

私は、最初の2セットを観て就寝し、今朝を起きて結果を知ったのですが、スコアがすごいので、WOWOWのオンデマンドで残りのセットを追っかけ観戦しました。

この戦いが多くの人に感銘を与えたのはフェデラーが下のようなコメントを発していたことからも分かります。

AlcarazとSinnnerの両選手は、最初から強い球を打ちあっていましたが、それが、最後まで続き、非常に高いレベルのテニスが続きました。その体力、精神力には感嘆させられました。今大会最高の試合だったと言えるでしょう。試合後の両者の態度もすがすがしいものでした。

それと比較することになってしまいますが、その前の日に行われた女子のシングルスは、GauffとSabalenkaの対戦で、Gauffが2-1で勝ったのですが、負けたSabalenkaの試合後の記者会見で後味の悪いものになっていました。

Sabalenkaは自身のアンフォーストエラーが70本もあったことにいら立っていたようで、強風でコンディションが悪く最低の試合だったとか、Gauffのフレームショットが不思議と入っていたとか、もし(Sabalenkaが準決勝で勝った)Swiatekが決勝に進出していたらGauffに勝っただろうとか、勝ったGauffに対する敬意を欠く発言をしていたのです。

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さすがにこれにはテニス界の重鎮もカチンと来たようで、Chris Evertは、風の強い日にはどうプレイするかはわかっているはず、と厳しく非難しています。

世の中から一斉に批判されてSabalenkaも慌てて釈明しているようですが・・・