私の住宅へは3本の電線を使う単相三線式で電力が供給されています。
東京電力のサイトでは下の様な図で説明されています。

この方式は100Vと200Vの2種類の電圧を利用できるので便利で、出力の大きなエアコン用には黒と赤の線から取り出した200Vのコンセントを使うようになっています。
昨日、知人から聞いた話なのですが、今年エアコンを使おうとすると室外機が回らないので、エアコンを買い替えたそうです。しかし新しいエアコンを設置しても動作しないので調べると、驚いたことに200Vのコンセントに100Vしか来ていなかったそうなのです。なんでも、昨年末に分電盤を取り換える工事をしたそうですが、その時の工事業者が誤った配線をしていたのが原因だったのです。事故にならなくてよかったですが、とんでもない話です。
我が家は、分電盤の交換は行っていないし、コンセントをテスターで当たると所定の電圧が来ているので、問題はないのですが、そういう話を聞くとウチの分電盤はどうなっているか興味が起こり、中を覗いて見ました。
分電盤のカバーを取るとこうなっています。

中央にある漏電遮断器から、赤、白、黒の線が出ていて、その先のブレーカーへの配線部は安全のために黒いプラスチック板でシールドされていてわかりません。
そこでその黒いプラスチック板を外すと、銅板の配線が露出します。

その部分を拡大すると下の様になっています。

白の中性線が広い幅の銅板で横に通っていて、赤と黒の電圧線はその下に通されています。

それらがブレーカーにどう配線されているかを調べると、ブレーカー1~4には中性線の白と電圧線の赤が繋がっていて、ブレーカー5~6には中性線の白と電圧線の黒がつながっています。つまり、ブレーカー1~6には100Vが供給されています。そしてエアコン用専用回路のブレーカー7にだけは、電圧線の赤と電圧線の黒がつながっていて200Vが来ているのが確認できました。
分電盤の中には使われていない回路が2つあるのですが、それに付いているタグには、和室クーラー用ヨビ、洋室(3)クーラー用ヨビと記されています。どうやらそれぞれの部屋のクーラーコンセント用に予め配線されているようです。30数年この家で生活してきたのですが、全く知りませんでした。

ひょんなことから分電盤の中を覗くことになったのですが、いろんなことを知ることができ、キッチリと仕事がされていることも確認出来て安心しました。