7/12（現地時間7/11）、Oracle Parkで行われたジャイアンツ対ドジャースのゲームでの大谷サンのホームランは見事でした。
初球を力みなく振りぬいた打球は一直線に右翼場外に飛び、そのままMcCovey湾に着水。文句なしの気持のいいホームランでした。
私はNHK-BSで実況を観ていたのですが、その後、MLBがYoutubeにアップした下の動画を何度見返してしまいました。
こういうホームランはスプラッシュヒットと言われるようですが、厳密に言うと、Splash Hitはジャイアンツの選手が打った時だけに適用される言葉で、ビジターの選手が打った場合は、単にMcCovey湾に飛び込む場外ホームランということになるようです。
この場外ホームランはOracle Parkの名物になっていますが、なんでこんなことが起こるかと言えば、この球場の立地に関係しています。Google Mapで見るとこんな位置にあります。海沿いの空き地に無理やり作ったようなところなのです。
拡大するとこうなります。左右対称にするとすれば、右翼は赤線のようにするべきでしょうが、海に面した道路があるために変則的な形になっていて、ライト側のファウルポールまでは本塁から94.2メートルしかありません。そのためにフェンスを高くしています。
海を埋め立てて道を迂回させれば、バランスの取れた形にできるでしょうが、そうしないのがアメリカです。野球は街の空き地でやるというのが彼らの根本にあるのでしょうかね？大谷サンのホームランはオレンジ色のように飛んで、海にポチャンとなったわけです。
私の知人が今日のこの試合を観に行っていてFacebookに投稿していたので、以前この球場がAT&T Parkと呼ばれていたころ何度か行ったことを思い出し、その時に撮った写真で振り返ってみました。
右翼を場外から見るとこんな感じです。
海に沿った道路はこうなっています。
こんなプレートが埋め込まれていたりします。
ところどころに道路から球場内が見えるところもあります。
現地での今日の試合の様子が想像できます。
それにしても、ドジャース、これで7連敗。それでも2位ジャイアンツと4ゲーム差で1位。
明日は大谷サンが投げるので、この辺で連敗をくい止めて欲しいものです。
