2才の孫が「羊のショーン」を気に入っていて、それが付いた服ばかり着たがるという話を聞いていました。

そうした時に、「羊のトイレットペーパーホルダー」なるものの宣伝がよくプッシュされてくるので、その孫が喜ぶだろうと思って、下記のものを購入したのです。

しかし、届いたものを手持ちのトイレットペーパーに挿そうとすると入りません。調べると、JIS規格では、トイレットペーパーの芯の内径は38mm(±1mm)とされているようなのですが、この商品の首の円筒の径は42㎜あるのです。それが国際的標準なのでしょうか?

しばらくそのままにしていたのですが、入らないと諦めるのも癪なので、これを差し込むにはどうしたらいいだろうと考え、以下の様な加工を施してみました。
先ず、首の円筒に半分ほど切り込みを入れます。

その次に、ルーターで円筒の長さ方向に2か所切りこみを入れ、円筒の一部分を切り取ります。

やすりでバリを取っておきます。

こういう形状にすると、プラスチックなので指でぐっと絞ると円筒の径を小さくできます。

これによって下の写真のように38㎜の芯の内径に難なく差し込むことができるようになりました。目論見通りで、上手く行きました。

実際にセットしてみても違和感はありません。これでいい感じで使えそうです。

ところで、この加工が終わって、改めてAmazonで商品を捜すと、最近は【直径38mm JIS規格】と謳ったものが並んでいます。
きっと、日本じゃ使えないという口コミが拡がって、メーカー側が対応したんでしょう。