The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

Cドライブが一杯になったら

ここ30年くらい、メインで使うタワー型のPCを何台も自作してきていますが、現在使っているのは9年前に作ったもので、その時に買い直した部品は下の様なものでした。

それ以前はもっと短い間隔でCPU、マザーボードをアップグレードしていたのですが、最近はあまりPCの性能を要求するような作業をしなくなったからでしょうか、9年も同じPCを使い続けてきてしまいました。

特に不自由を感じることはなかったのですが、最近何となく起動やシャットダウンに時間がかかるなあと感じていて、Cドライブの状態を見て驚きました。

Cドライブは250GBのSSDを使っているのですが、空きがほとんどないのです。

昔、RAMの容量が小さく仮想メモリを使っている頃はメモリスワップに使うシステムドライブの空きを気にしていました。しかし、最近はRAMの容量が増え、このPCでも32GB積んでいるので、仮想メモリのスワッピングでPCが遅くなることがなく、システムドライブの空きがないことに気が付かなかったようです。

9年前は250GBのSSDが価格的にも手ごろで容量的にも十分だと思ったのですが、いつの間にかパンパンになっていました。これをクリーンアップし、不要ファイルを消したとしても根本的な解決になりませんから、この際容量の大きなSSDと交換することにしました。

SSDは最近はM.2タイプが主流になってきているようですが、9年前のマシンなので対応していません。2.5インチタイプをAmazonで探すと、最近は1TBクラスのものが8000円以下で買えるようです。

上記のものを昨夜発注すると、今日昼頃に届きました。

取り敢えず、今の環境はそのまま残して空き領域を増やしたいので、250GBのSDDのクローンを1TBのSSDに作ることにしました。それには下記のSSDスタンドを使うのが楽です。

具体的には、このようにクローン元の250GBのSSDとクローン先の1TBのSSDを挿して、ボタンを長押しするだけです。

クローンが40分くらいでできました。それをドライブベイに入れ、マザーボードSATAで繋いで起動するだけで、今まで使っていた環境がそのまま問題なく立ち上がりました。

使用領域と空き領域は下の様になっていてガラガラの状態です。


しかし、クローンをつくっているので、Cドライブの大きさは変わらず、700Gを越える未割り当ての領域がある状態になっています。

このままでは今までと何も変わらないので、ディスク0のパーティションを切りなおす必要があります。そのために、今回はPartition Masterというアプリを使って下記のように変更しました。

その結果、Windowsに用意されている「ディスクの管理」でみてもブートディスクのCドライブが930GBになっているのが分かります。

これで安心です。

とりあえず今回はCドライブを換装して容量を大きくしましたが、9年も使って来たし、Windows11には対応していないハードウェアなので、そろそろアップグレードしたほうがいいかという気になってきました。そうなると人生最後の自作PCということになるかもしれません。