父の日に娘からもらったAmazonのeギフトカードで、この本をダウンロード購入しました。

以前ここで記事を書いた、Robert Langdonシリーズの最新作です。
これまでダン・ブラウンの小説はすべてオリジナルをペーパーバックで読んできたのですが、今回はKindle版(電子書籍)にしました。Kindle版は文字の大きさ、行間、フォント、明るさが思いのままなので、小さな字を読むのがつらくなった高齢者に適しているからです。それにWord Wiseという機能をオンにすると単語の意味や定義がインライン表示されるし、文章を選択して「調べる」を押すと(あまり正しくはないが)訳もでるので、外国語を読むときにはかなり助けになります。
Dan Brownの作品は情景や心理の描写が凝っているし、いろいろと蘊蓄が語られるので、丁寧に訳そうとすると骨が折れます。それに加えて今回の話は人間の脳や意識に関する発見が絡んでいて専門用語が多く登場するので、シリーズのこれまで作品以上に読むのに時間がかかりました。
全678ページのうちの340ページを読み終え、Robert Langdonが行方を捜していたパートナーの女性を見つけ、お決まりのペアでの逃走、追跡という佳境に入ってきたのですが、読むのに時間がかかるので他のことに手がつけられないし、何日か間をあけて読むと前のことが分からなくなるといった具合で、正直、少々ストレスが溜まってきました。それでも、半分は読んで面白くなってきているたので、なんとか残りを読み終えたくもありました。
日本語版があって上下巻に分けて出版されているので、下巻だけでも日本語にするか?と弱気になってきて、借りられないか?と居住地の図書館のウェブサイトにアクセスしてみました。
すると、そこには上下巻を1冊ずつ所蔵されていて、それぞれ予約7人と表示されていました。1回の帯出期限は2週間で延長もできるはずなので、8人目となると数か月先になりそうです。そんな先になるんじゃ、英語を頑張って読むしかないかと思ったのですが、よく見ると上巻は貸出中1、貸出可0、下巻は貸出中0、貸出可1と表示されているのです。予約が7人いるのに貸出可となっているのはどういうこと?と不思議に思って電話で問い合わせると、下巻を読んだ人が返却し、上巻を借りた人がまだ返却していない状態なので、下巻だけ開架に置かれているというのです。普通、下巻だけ読む人はいないので上巻を今読んでいる人がそれを返して下巻を借りるまではそこに置いてあるらしいのです。そこで、私がその開架にある下巻だけを今借りることができますか?と尋ねると、可能だというのです。そこで図書館に行ってみると、説明された通りシークレット・オブ・シークレッツの下巻だけが置かれていました。ラッキーです。

しかし、なんだか待ちの行列に割り込みをするみたいで本当にいいのかなあ?と思ったのですが、受付で再度確認するとまったく問題ないということなので借りることにしました。私は"上巻部分"は既に読んでいて、読みたいのは下巻だけなのですから・・・

下巻は417ページですが、日本語なので読むのは楽です。それほど根を詰めなくても4日で読み終えました。
前半英語、後半日本語で読了しました。この記事のタイトルが"THE SECRET OF シークレッツ"というのはそういうことなのです。
読み終えて、1か月くらい心に引っかかっていたことから解放されました。
本は予約して待っている人がたくさんいるので、すぐに返却してきました。
オリジナルに挑戦しながら今回は半分で力尽きて日本語版に走ってしまったのは私の英語力不足によるものです。それでも、半分まで読み進められたのは電子書籍のおかげです。繰り返しますが、Kindle版は文字の大きさ、行間、フォント、明るさが思いのままなので、小さな字を読むのがつらくなった高齢者の強い味方です。下は、電子書籍と紙の本の比較ですが、読みやすさの差は歴然です。もし、オリジナルを紙の本で読んでいたら、早々にあきらめていたでしょうね。
