注目の王座戦第四局が行われている。
対局の場所は京都市東山区の「ウェスティン都ホテル京都」の一室。
永瀬王座にやや形勢が傾いた中で双方の大長考が続いて4時間近くほとんど動いていない。
そうなると自然と床の間に掛かった掛け軸の文字に目が行く。
「長生安楽???栄」で検索すると、「長生安楽富貴尊栄」ということばに絡んだサイトがでてくるのそういう言葉なのだろう。どうもめでたい二文字を四つ並べたということ以外に意味はなさそうである。なにか俗物的な願望を書き立てているようで、特にいい言葉だという気もしない。この二人の対決の背景として掛けるのに、さほど深みのある言葉とも思えないのだが、もっと違った意味があるのだろうか?
暇つぶしにそんなことを検索している間に動いて、形勢は少し変化した。
さてこの勝負どうなりますか。