先週の9月22日に放送されたTBSのプレバトを録画で観ました。
「47都道府県ふるさと戦」と題したスペシャル番組だったようで、1位の俳句が各都道府県の公認ポスターに載るという面白い趣向になっていました。
その2番目の県は福岡。私の故郷であるのでどんなものが出てくるか期待しながら見ました。
5人の芸能人(篠田麻里子、武田鉄矢、千原ジュニア、立川志らく、横尾渉)が参加しましたが、辛口の夏井いつき先生が、団体優勝があるなら福岡、と言い切るほどのレベル高い句が揃いました。
お題は、「中洲の屋台」。県外から見ると福岡というとこれになるんでしょうかね。まあ、土地柄を表す地域の特色という観点で選ぶとやっぱりそうなってしまうのかもしれません。
そのなかで1位に選ばれたのは篠田麻里子のこの句。
5-7-5から外した破調の句ですが、17音でこの写真の雰囲気を伝えています。今回の評価のポイントは、俳句単独としてどうだということではなく、このポスターに添えられる俳句としてどうだ、というところにあったようです。そうしたことを考えると確かにこの句は、最もこのポスターにマッチしたものでした。武田鉄矢が、「音が聴こえる」と言って絶賛していましたが、まさにその通りです。
番組の録画は10月6日(木)18:59まで、下のリンクで観ることができます。福岡編はその25:30あたりからです。