「箱入り娘」をロボットに解かせるというプロジェクトの準備としてリアルなパズル盤をAmazonで探しました。将棋をテーマにした「王将出陣」という商品があったのでそれを購入することにしたのですが、その時、「よく一緒に購入されている商品」として「ハノイの塔」が提示されてきました。消費者心理を押さえた実に巧みな広告です。うまいところを突いてきます。
「ハノイの塔」は、プログラミングにおける再帰的アルゴリズムの適用例としてよく登場するもので、昔、初めてその考えかたを知ったときはそのエレガントさと威力にちょっとした感動を覚えたものです。
そういう懐かしさもあり、つい乗せられて両方を購入してしまいました。
届いたものがこれです。
「ハノイの塔」は立体的で視覚的にも楽しさを感じさせます。解法のアルゴリズムが明快だし、機構としても円盤をうまく掴めさえすれば、x-zの移動だけでいいのでパズルを解くロボットとしては作りやすいかもしれません。
というわけで、次のプロジェクトとしては「ハノイの塔」の方が面白いかなという気になってきました。
