「箱入り娘」と呼ばれるパズルがあります。ひょんなことからこれをスマートフォンに入れてみたら結構難しくてハマってしまいました。
パズルは上の画像に示すようなもので、形の異なるブロックを縦横にスライドさせて、一番上にあるピンクの大きなブロックを下の出口から外に出すというものです。
ブロックを下の写真のようにキャラクタ付けして、家の奥にいる箱入り娘を外に出す、というのがよく知られた形ですが、そのほかに、将棋の駒や、相撲の力士になぞらえたものもあります。
中国版は、三国志の登場人物でキャラクター付けし、一番大きい曹操を脱出させるというストーリー仕立てになっているようです。
遊んでいるうちに、これをコンピュータで解かせにはどうすればいいかと考え始め、どうせやるならパズル盤をロボットが操作して解くようにした方が面白いという気になってきました。
解き方としては、可能な動きをシラミ潰しに探索するのかなあと想像しますが、同じパターンを刈り取っていけば探索の範囲が爆発することもなさそうなので、多少時間がかかってもコンピュータなら得意な作業なのでなんとかなりそうな気がします。
それよりも難しそうなのは、ブロックを操作するロボットです。Mindstormの機構部品で作ろうとすると、どうやってX-Y-Zの動きを実現するかが問題です。特に、X-Yは10㎝くらいのストロークが必要でしょうから、通常のキットに含まれる部品では難しそうです。
事前に検討すべきことがいろいろありますが、次のプロジェクトにすると面白そうな気がしてきました。