居住している集合住宅で、メンテナンスの一環として共聴用のテレビアンテナが交換されました。
その交換では、最新の4K、8Kも受信できるアンテナ(右左旋対応アンテナ)に変更されたようですが、各戸まで敷設されている同軸ケーブルが高い周波数に対応していないために、下の図のように、一旦ダウンコンバータで周波数帯を下げてその同軸ケーブルを通し、各戸に設置するアップコンバータで元の周波数帯に上げてチューナーに入れるという処理が必要だというのです。
最初、意味が分からなかったのですが、NIPPON ANTENNAのリーフレットにあった説明図で理解できました。つまり、下の図のように2224~3234MHzにある4Kの左旋、8Kの信号を90~470Hzの帯域に移して各戸までの同軸ケーブルを通し、各戸において元の2224~3234MHzの帯域に戻して視聴するというわけです。なるほどです。
この辺りの情報は、電子情報技術産業協会の説明資料に分かりやすく書いてあるのですが、無断掲載禁止と書かれているので、ここではそのURLを書いておくことにします。
https://home.jeita.or.jp/page_file/20181003114223_iJ4OC8ELl2.pdf
各戸に新たに置かれたアップコンバータはこんなものです。