The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

パノラミックビュー

先週から乗り始めたRAIZEにはパノラミックビューなる機能が付いています。日本語にすると概観的な眺めとでも言うのでしょうか、要は車全体が見渡せるということで、ちょうどドローンで車の周辺を真上からみているような映像を見ることができるのです。車を新しくしたいと強く思ったのは、この機能が気に入ったからでもあります。

車の中にいて、その車を上から見たような映像が見えるようにする技術自体はかなり前からありましたが、以前は非常に高価でした。それがここに来て、普通のユーザーもオプションとして付けることができるレベルのリーズナブルな価格になっています。電子的にどういう処理をしているのか具体的なことは知りませんが、GPUのおかげでしょう。

このパノラミックビューは前後左右につけられた4つのカメラからの映像をスティッチして作るのですが、そのためのカメラはこのように付けられています。

前:フロントグリル中央

後:リアゲート中央

左:ドアミラー下

右:ドアミラー下

これら4つのカメラからの映像をハンドルのこのボタンで切替えて表示できます。

 

下はショッピングモールの駐車場に停めたときの映像で、左がスティッチされたパノラミックビュー、右が前方カメラの映像です。

スイッチを切り換えると、左右のカメラの映像を確認でき、区画の真ん中にまっすぐ止められていることが確認できます。

構造物や隣の車の影になって運転席からは死角になっているところでも前のカメラの広角の映像が補助的に使うことができるので助かります。

走行中は左右のカメラの映像しか表示することができません。(その映像は、当然のことながら運転中の私がカメラで撮影することもできません。)

信号で止まった時は、下の様にパノラミックビューと前方カメラの映像が表示できます。赤線は車体から50㎝前方、その先の黄色の線は1m、2m前方の目安となる線です。

これは期待した以上にすばらしい機能です。気に入りました。
通常の駐車でもずいぶん楽になりますが、狭い場所での駐車や離合では大きな助けになることは間違いありません。