壊れてしまったと思ったアクティブスピーカーを不燃物として処分する前に、念のために鳴らしてみると、何事もなかったように問題なく音が出るではありませんか。どういうことでしょう。またおかしくなる可能性はありますが、今のところ調子はいいし、手軽に使えるので、だましだまし使うことにしました。
そこで、ロータリースイッチを使ってそのアクティブスピーカーとアンプでドライブするパッシブスピーカーをメカニカルに切り換えられるようにすることにしました。
通常は、アクティブスピーカーを使用し、しっかり音楽を聴きたいときはアンプでドライブするパッシブスピーカーを使う、どちらかががおかしくなったらすぐ他方に切り換えるという作戦です。
用意したのは、4回路3接点のロータリースイッチ、RCA端子6個、ケース。
穴を開け、部品を配置します。スイッチは9mmΦ、端子は8mmΦの穴あけが必要ですが、5mmΦの下穴をあけた後、リーマでバリバリ削ります。
単純な回路ですが半田付け作業は楽しいです。松ヤニの臭いも好きです。
完成。
机上で、OFF、スピーカーA、スピーカーBが簡単に切り替えられます。
テストに、6日に演奏された「サントリー1万人の第九2020」を聴いてみました。
スピーカーの切り替えもスムーズでいい感じです。
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アイキャッチ用コラージュ