全豪オープンが始まりました。
ディフェンディング・チャンピオンの大坂なおみ選手は初日の第2試合に登場。ファースト・サーブの確率が低く、アンフォースト・エラーも多めで、少し苦しんだ感はありましたが、ボールの威力は十分で、結果的に6-3,6-3で勝利しましたから、まずまずの滑り出しというところでしょう。
ところで、全豪オープンでは、今年もフェンスに書かれている漢字の広告が気になります。
国害?と見間違いますが、そうではなくて「国窖」です。でも読めません。
それに今年は、老害ならぬ「老窖」というのも加わりました。
窖という漢字を調べると、「あなぐら」という意味があるようです。
さらに、「国窖」でググると、それは中国の白酒であることが分かります。これがとんでもなく高いのです。「老窖」はすこしお手頃の値段のようです。
それにしても、テニスのグランドスラムで大々的に広告を打つのは一体誰をターゲットにしているでしょう?
中国がオーストラリアに経済的な戦争を仕掛けている昨今の関係からして、オーストラリアに販路を拡大しようとしてもあまり期待できないでしょう。
それに、テニスファンからは、あの彭帥(Péng Shuài)の問題はどうなった?と逆に攻撃されることになりそうです。
そもそも漢字が読める人でないと注意しないでしょうから、世界中の中国人をターゲットにしているのでしょうか。
まあこうやって、日本人が注目するのも目的の一部かもしれませんが、私の場合、注目はしたけど買うことはありません。