今晩は地元の商工会主催の杉本昌隆氏の講演会に出かけました。
そうです、あの藤井聡太八冠の師匠の将棋の杉本昌隆八段です。
先週藤井さんが八冠を達成したこのタイミングで師匠のお話を直に聞くことができたのは幸運なことでした。
藤井さんにまつわる話は、これまでにもいろんな機会に聴くことがありましたが、師匠の包容力のある暖かい人柄に触れることができてとてもいい講演会でした。
講演会では杉本氏が出版された本の販売はされてなかったのですが、公演の途中で、「ここでCMです」と言って、下の写真にあげる本を紹介されていました。講演を聞いた記念に買って読もうという気になりました。
最後に質疑応答のコーナーが設けられたので、私も、藤井さんの八冠達成の御祝いを述べた後で、気になるのは過密なスケジュールで、健康管理、移動の手配、着物の準備等を含めサポートが必要だと思うが、どういう支援体制で対応しておられるのか?と質問させてもらいました。それに対しては、基本的には自分でされているようで、着物などはお母様と呉服店がお世話をしているらしく、それ以外のことでは棋士仲間でお手伝いしていることも多々あるとのお話しでした。将棋界全体でこの天才棋士を大事にされているのが伝わりました。それとタイトル戦しかないために対局数はむしろ減るので研究会を復活させるかもしれないと言われていたのは意外でした。あの永瀬九段との研究会のようなものを復活させて更に強さに磨きをかけるのでしょうかね?
それから、講演の最初に少し触れておられましたが、将棋の初代名人の大橋宗桂(1555 - 1634)の墓が伊勢原市内の上行寺にあるのでお参りして来られたということでした。
そういうお寺があることは近くにいながら全く知りませんでした。今度行ってみようと思います。