The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

マグニフィセント・セブン

5,6年前にはGAFAという言葉が良く聞かれ、その後FAANGになったり、FAANG+Mになったりしていましたが、一昨年くらい前から、マグニフィセント・セブンという言葉が良く聞かれるようになりました。

アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタの5社に、エヌビディア、テスラを加えたアメリカの主要テクノロジー企業7社のことです。最近テスラの業績が芳しくないので、別の会社と入れ替えようかなんていう話も聞きますが、他の6社は絶好調なようです。

マグニフィセント・セブン」は直訳すると強大な七社ということにでもなるでしょうが、ググると検索結果としては意外なものが上がってきます。

それは日本では『荒野の七人』として公開された西部劇映画です。
そのオリジナルのタイトルが”The Magnificent Seven”だったのです。

『荒野の七人』は、黒澤明監督の『7人の侍』に着想を得て西部劇としてリメイクしたことで有名ですが、そんなタイトルだったとは知りませんでした。
どこからそういう発想を得たのか?と思ったのですが、調べると、なんと黒澤明の『7人の侍』が最初に米国で公開されたときのタイトルが「The Magnificent Seven」だったということです。

なにかそぐわないものを感じますが、半世紀以上経って現在をリードする巨大なテクノロジー企業7社を表すのに使われているのですから、インパクトのあるタイトルだったのかもしれません。
ただ、その後映画の評価が高まって上映されたときにはSeven Samuraiに変えられたようです。