玄関をでると大きなセミがひっくり返っている。
仮死状態のセミは突然動き出したりして驚かされるが、これは脚を閉じていて完全に死んでいるので、触っても騒ぎ出すことはない。逆に脚を開いているものは動き出すので要注意である。
大きいのでクマゼミかと思ったが、クマゼミなら南関東では珍しい。そこで摘まんでひっくり返して観察すると頭の形からしてミンミンゼミであることが判った。それにしては大きい。100円玉と比較すると3個分はあるので体長は68mm程度ある。
下の図鑑で確認するとミンミンゼミの体長は57~64ミリ程度とされているので、かなり大きな個体ということになる。
死んでいるとは言え、ゴミとして扱うのはかわいそうで、草むらの中においてあげた。
後でネットで調べると、どうやらメスだったようである。運よくパートナーを見つけて産卵できたのだろうか・・・