ショパンコンクール本選が始まりました。現地ワルシャワの18時から始まるので、日本では深夜の1時から。演奏はリアルタイムでもオンデマンドでもネットで視聴できますから、翌朝ビデオを視聴することにしています。
さてその第一日の様子は以下で視聴できます。
注目する反田恭平さんの演奏は、2:19~3:02です。
私は音楽に関しては素人ですが、高音のクリアで細やかな粒立ち、低音の豊かな伸びが素晴らしく、本当に美しいピアノを聴かせてくれます。オーケストラとの呼吸もピッタリで、感動的な協奏曲第一番でした。曲が終わる前に、彼が弾き終わったところで聴衆が拍手を始めたことからもどれほど素晴らしい演奏であったかが分かります。
演奏直後の彼のインタビューを聞くと、会心の演奏だったようです。
これだけハイレベルの演奏に接すると素人にはその差はよく分かりません。順位付けする必要があるのかという気にもなりますが、それが演奏者のモチベーションになっているのでしょう。
コンクールであればその結果に期待してしまいます。