COVID-19の第7波の原因はオミクロン株の1つの「BA.5」だということですが、すでにその次に来るのは「BA.2.75」、つまり、「BA.2」の75番目の亜種だということのようです。この「BA.2.75」は拡大のスピードがさらに速いらしく、「ケンタウロス」という名前で報じられています。ケンタウロスはギリシャ神話に登場する、下半身が馬、上半身が人の半人半獣の種族のことで、そのくらい変異しているということでそういう名前が付けられたらしいのです。そう言われると不気味さが増します。
この変異株のことをニュースでケンタウロスと言われると、私としては少々違和感があります。それは、ギリシャ神話やそれから起こった星座の名称で、ケンタウルスという呼び方に慣れていたからです。手元にある40年くらい前に発行された星座の本を見ると、こんな記述があります。
ネット上のサイトでもこう記されています。
外国語をカナで表すときには、表記のゆれがあるのは仕方がありませんが、コロナ騒ぎでケンタウロスが今後人口に膾炙していくと、ケンタウルスは言い間違いだと思われるようになるのかもしれません。
それで思い出したのですが、先週のタモリ倶楽部で、「タンバリン」と呼んでいる楽器が、最近の小学校では、「タンブリン」と呼ばれていると言っていました。
Wikipediaで調べると、確かにそうなっているようです。
Bob Dylanが作って、Byrdsが歌ってヒットした”Mr. Tambourine Man”という歌がありましたが、日本では、ミスター・タンブリン・マンとして紹介されました。
私は最初にそれを聞いたとき、タンブリン・マンって何だろうと思ったのですが、後で英語の意味を調べて、なんだタンバリンのことかと納得したものです。
話しは戻って、COVID-19の新しい変異株。呼び方はケンタウロスでもなんでも気にしないことにしますが、感染を気にしなくてもいいくらいに重症化が低い形に変異していて欲しいものです。