草津に行ってきました。
自然湧出量が日本一で、日本三名泉の一つにあげられるところだけあり、その中心ともいえる湯畑での湯の量には圧倒されます。
源泉は温度が高いので木の樋を通過させて冷ましています。もうもうと湯気が立ち昇り、硫黄の臭いがします。
草津の湯の驚くべきは湯の量とともにその泉質で、日本有数の酸性度で、pH値はナント2.1(湯畑源泉)ということです。雑菌などの殺菌作用は抜群で、コロナウイルスを不活性化する効果も優れていると書かれています。
湯畑周辺の柵にはこの地を訪れた著名人の名前が記されています。古代の神話に出てくる人、中世の武将、歴代の政治家、芸能人とありとあらゆる人が草津を訪れたようです。「いい湯だな」の作詞をした永六輔氏ももちろん来たようです。
左にあるレトロな建物は熱乃湯というところで、ここで伝統的な「湯もみ」の実演があるので入ってみました。
のどかに草津節を歌いながらゆっくり湯をかき混ぜますが、最後はこんなもんじゃとても冷めないとばかりに豪快にかき混ぜて終わります。
セブンイレブンも街の景観に合わせた色になっています。
湯畑からに西の方に続いている西の河原通りを少し歩いてみました。
昔ながらの温泉街の雰囲気を残した通りです。
戻って湯畑を少し上から眺めてみました。
この景観は他では見ることのできないとても印象的なものです。