The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

だるまとパスタ

伊香保から関越自動車道で帰る途中に高崎の付近を通ります。高崎と言えばだるまです。それと最近では高崎パスタというのも聞きます。そこで、ちょっと寄り道をして縁起だるま発祥の地とされる少林山達磨寺に寄って、昼食にパスタを食べて帰ることにしました。

少林山 達磨寺は高崎市の中心から西の方に位置しています。

車でいくと案内に従って坂を上がり、裏手にある駐車場に駐車することになるので、後ろから境内の一番上の段に入ることになります。

様々なだるまが祀られている達磨堂があります。(中は撮影禁止)

本堂の周りには名前や社名を入れた縁起だるまが奉納されています。こんな様子は他では見ることがないもので、なかなか壮観です。

石段で下の段に降りると鐘楼があり、そこからさらに入り口の山門に降りていく大石段があります。軟弱な老夫婦はこれ以上降りるのはやめて上の段に戻ることにしました。

そこから本堂の方を見上げると美しく整備された庭園になっています。

本堂の裏手の駐車場の横に、だるまの絵付けを体験できる施設があります。面白そうなので挑戦してみることにしました。

そこでは、顔が書かれていない様々な色のだるまが用意されていて、黒と金で顔や文字を書き入れることができるようになっています。

高崎の達磨は、まゆ毛は鶴が向かい合い、鼻から口ひげは亀が向かい合った形で、鶴亀の縁起のいい顔になっているという説明を受け、それを意識しながら見本のだるまを参考にして顏を書き込んでいきます。

完成したのが下のだるま。いい感じで仕上がりました。

 

お店の人に挨拶をして帰る際に、近くで食事をするのにお薦めの所を尋ねると、パスタの店を何軒か教えてくれました。真っ先にあげられたのが「ボンジョルノ」というお店だったのでそこに決めました。最近はカーナビがあるので、初めての街でも迷わずに行けます。

後で調べた下の記事でも紹介されていますし、駐車場も満杯で地元でも人気の店のようです。

 

高崎では毎年キングオブパスというイベントがあってパスタのお店が自慢のパスタを競い合うらしいのですが、メニューの中でそのイベントの2017年の優勝パスタというのが目を引いたのでそれを注文しました。

柔らかく煮込んだ豚とポルチーニ茸のパスタで、優勝パスタと言うのがうなずける一品です。

事前に計画することもなくふらっと寄った高崎ですが、だるまとパスタで楽しい寄り道でした。