8月の間は暑くて飛行機を飛ばす気にならなかったのですが、9月になってわずかですが暑さも和らぎ、今朝の予報は風速~2m/s、気温~28℃となっていたので4号機の初飛行に出かけました。
下の写真で、右(黄、銀)が今回初飛行をする4号機で、左(青、白)は昨年末から飛ばしている2号機です。
両機は兄弟のような機体で、重さはともに970gですが、違うのは翼の位置です。2号機は翼が胴体の上に付けられた高翼機ですが、4号機は逆に下に付けられていて低翼機に分類されるものです。
実際の飛行機の場合、翼の取り付け位置は、降着装置の収納方法や構造上の強度、あるいは操縦席からの視界といった点から決められるようですが、一般に、高翼機に較べて低翼機は安定性は劣るが、その分運動性が高いと言われています。そこで、その飛行特性の違いを体感するために似たような機体で比較することにしたのです。
両機はモーターは同じでKV値1060rpm/V、プロペラも9×6の同じものを使っています。
翼も同じ形状をしているのですが、上反角だけは変えていて、高翼の2号機の2°に対して、低翼の4号機は7°に設定しています。
実績のある2号機とほぼ同じ機体なので飛行に大きな問題はないはずですが、それでも重心はあっているか?スラスト軸は適切か?と初飛行は緊張します。
1回目の飛行はビデオをとる余裕なんてなかったのですが、何とか離陸、着陸に成功。
2回目の飛行の一部をビデオに収めることができました。
スマートフォンで撮影しているので、わかりにくいのですが、初飛行の記念ということでここに残しておきます。
今日は初回で高翼機と低翼機の操縦性の違いを感じるところまで行きませんでしたが、これから気候も良くなってくるので、何度も飛ばしてじっくり比較してみたいところです。