The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

6号機の製作

Vテールの動作を体感したくて、6番目に作る機体としてVテールのモーター・グライダーを作ることにしました。
選んだ機体はOK模型のOregano2で、翼にフィルムが張られている半完成キットです。これだと短期間で作ることができます。

キーとなるVテールは、操縦翼面がテープヒンジで付けられている2枚の尾翼を補助部材を使って105°の角度でV字型に接着固定します。

主翼は中央部とエルロンが組み込まれた両端部に分かれていて、それらを接着します。このとき、両端が翼の下面から35mmはね上がるようにして接着固定します。翼幅は1400㎜です。

モーターはTahmazo アポロモーター38V-1150を使用しました。
アンプおよびバッテリーを固定するためのベルクロテープを機体の前部の内面に両面テープで固定します。

サーボはこの位置です。主翼を取り付けるために開口部が狭いので、後でサーボホーンやロッドアジャストを調整できるような位置にサーボを取り付けたべニアの棚を胴体側面にエポキシで固定します。

左右のエルロンのケーブルを受信機に接続して中に機体内に保持するために、ある程度空間が必要です。そこでレシーバーは配線を行った後、できるだけ奥に押しこんだ位置で両面テープで固定しました。

Vテールをテールブームに接着し、そのテールブームを機体に接着固定します。この時、写真のように計測しながら、Vテールの両端の高さが左右で等しくなるようにして、ねじれがないようにします。

プロポには、Vテール機に使用するミキシングが用意されています。その機能をアクティブにするとエレベータとラダーのスティック操作で、Vテールにおいてラダベータ機能が働くようにコントロールされます。具体的な動きは下のビデオの通りです。操縦翼面が干渉することもなく問題なさそうです。

youtu.be

下は全体を俯瞰した写真で、これで国交省に登録申請しました。

自力で上昇できる機体なので当初「飛行機」として申請したら、形状から判断すると滑空機ではないかと訂正を求められました。動力滑空機という考え方もできますから、改めて「滑空機」として申請し直したら、直ぐに受理され登録されました。

旅行に出たり、諸事に追われて最後の仕上げ・調整が出来ず、なかなか飛ばすことができないでいましたが、来週には飛ばしてその結果をここで紹介したいものです。