The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

Mini Spitfire

今年の初めにネットでたまたま中国製のSpitfireのミニモデルを見つけました。翼幅450㎜のEPP製です。このくらい小さくて軽いと不安定で飛ばすのが難しそうですが、それを安定させるために6軸ジャイロがついています。基本的に専用の送信機がセットになっているRTF機(Ready to Fly)なのですが、FUTABAの送信機でも使えるということです。これでどんな飛びかたをするのでしょう。興味がわき、送信機がついていないものを購入しました。

小型受信機(下の写真右)は S-FHSS 2.4GHz対応で、S.BUS接続でコントロールするようになっています。受信機とのリンク方法についての簡単な説明がついているだけで、それ以外の回路基板についての説明はなにもありません。

受信機は送信機とスムーズにリンクできたのですが、モータを接続するとスロットル・スティックを最スローにしていてもモーターが回ります。これは予期していなかったので驚いたのですが、スロットルのトリムを調整することにより、最スローでは回転を停止させられるようになりました。
サーボがエルロン、ラダー、エレベータ用に3個備わっているのですが、スティック操作をしてもエルロンがスムーズに動きません。
説明書にCh5がGYROとだけ書いてあるので、AUXチャンネルでCh5にSW-Cを割り当て、SW-CをUpにするとラダー、エレベータは姿勢に応じてサーボが動いているようなのですが、エルロンは機体を傾けても全く反応しません。どうもエルロンのサーボあるいはその回路に異常があるようです。

いろいろいじっているうちに、モーターも回らなくなってしまいました。
それでこれ以上は手の打ちようがないので、中国製ならこういうこともあるかと思って一旦は諦めかけていました。

しかしその後、ラジコン1という日本のサイトでそのパーツが販売されていることを知りました。

ラジコン飛行機・零戦の通販は【ラジコン1】

上手くいけばパーツの交換で問題は解決するかもしれません。もともとRTF機なのでユーザが手を入れることは想定されておらず、パーツはすべてしっかり接着されているのですが、壊さないようにしてカッターで切り開いて分解してみて、パーツの交換方法が出来そうなことは確認できました。そこで、ダメもとで、基板とエルロン用のサーボを購入して交換してみました。

下のビデオは交換したパーツで組み立て直し動かしてみた様子です。

スロットル、エルロン、ラダー、エレベータがスティックの操作でコントロールできています。
SW-Cをオンにするとジャイロが効き、
 ・横揺れをさせると反対方向にエルロンが動く
 ・首振りさせると反対方向にラダーが動く
 ・縦揺れをさせると反対方向にエレベータが動く
ことが見て取りれます。
この動作量や時定数が適切なのかどうかは分かりませんし、調整もできないのですが、ともかく収束する方向に動いてはいます。何とかなりそうな気はします。

www.youtube.com


バタバタ暴れるのか?、ス~っとおとなしく滑るように飛べるのか? 
吉と出るか凶と出るか、後は腹を決めてこれで飛ばしてみるしかありません。

まぁ、こういうことがあるから面白いし、やめられません。