年度末を迎え、将棋のプロ棋士の順位戦の最終戦が連日行われています。
順位戦は5段階のクラスに分かれていて、成績によって、上位クラスに昇級したり、下位クラスに降級したりします。どのクラスに属するかが収入や棋戦での組合せに直接的に反映されてくるので棋士としては一番力の入る対局でしょう。ファンとしても自分の推しの棋士の昇級や降級が最終戦の結果にかかっていると気がかりです。
昨日はC級1組の一斉対局がありました。
今日はB級2組の一斉対局が行われています。
厳しい世界です。しかし、明確な規定と自身の勝敗で自己の位置が決まるというのは、ある意味、明朗で気持ちの良い世界だとも感じます。
世の中のほとんどの組織での人事なんて、なんでそうなるの?という納得のできないことばかりのどろどろした不条理の世界ですから。