The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

山下達郎と竹内まりや

知っているとどうしても人に教えたくなることがあります。

公演の自粛が緩和され、少しずつ再開されるなかで、ある企画の再開第一弾として山下達郎竹内まりやの過去の映像のライブビューイング公演を開催するという広告がFacebookでフィードされてきたのを見てあることを思い出しました。 それはFacebookでは過去に書いたものなのですが、このブログでも紹介します。


"山下達郎の「YOUR EYES」のピッチを変更してみると、竹内まりやに?" と書いてある記事を見て、そんなことがあるだろうかと疑いながらも興味があるので実験してみました。実験はAudacityというソフトウェアを使い、再生速度を変化させて聴き比べるというものです。その結果のビデオが下です。


YourEyes聴き比べ 〔このビデオは技術的興味の検証ために多くの人が知っている曲の断片をデータとして特に許可を得ずに使わせていただいていますが、もし著作権上の問題があればご指摘ください。〕

前半9小節は山下達郎氏のオリジナル、つづけて後半はそれを1.12倍の速度で再生したものです。 前半はDメジャーですが後半はほぼ長2度音程があがりEメジャーになります。 どうでしょう? 驚きませんか?

一般に音声波形 \displaystyle{x(t)} は、有声音区間では声帯の振動によって得られる音源波形 \displaystyle{s(t)} と(喉頭咽頭、口腔、鼻腔からなる)声道のインパルス応答 \displaystyle{v(t)} の畳み込みという数学モデルで説明することができます。つまり、

\displaystyle{x(t)=\int _ {-\infty}^ {\infty} s(\tau) v(t-\tau) d \tau}

です。これは、ざっくり言うと声帯の振動数で音の高さが決まり、声道の形状で音色が決まるということです。 ということはお二人の声道の形がよく似ている(相似?)ということなのでしょう。

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