今日、家の近くのEneosのスタンドの横の店に入ったら、カウンターにこのうちわがたくさん置かれていて、ご自由にどうぞと書いてある。手に取ってよく見ると、博多っ子純情でお馴染みの長谷川法世氏による博多祇園山笠の追い山をテーマにした画が描かれている。郷里の祭りの画である。2本もらっていいかと店員さんに尋ねると、それほど欲しがる人も珍しいといった表情で「どうぞ」と言われたのでもらってきた。
令和三年と書いてあるので今年の山笠のために用意したのだろうが、COVID-19のために2年連続で追い山は中止になったと聞くので、祭りの際に配ることもできず、余ったものが全国にばらまかれているのだろうか? しかし、神奈川に持ってきても、喜ぶ人のは博多出身の人間だけかもしれない。
来年こそ、COVID-19騒ぎが収まって、いつもの山笠の夏になるのを願うばかりである。