COVID-19が蔓延し始めてから東京都心に行くのはずっと控えていましたが、いつまでもそういう生活を続けるのはうんざりしてきたし、陽気もよくなってきたので2年半ぶりにちょっとブラリしてみました。
日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」風に言えば、最初に降りたのは千駄ヶ谷駅。千駄ヶ谷付近には、この2年半の引きこもりの間に気になっていた場所がいくつかあるからです。
駅をでると東京体育館があります。去年のオリンピックでは卓球の会場でした。
その向いに津田塾大学の建物があります。メインキャンパスは小平にあるようですが、都心にも一部あるんですね。女性の社会進出に貢献してきた大学だけあって、こんなスローガンが掲げられています。
ちょっと行くといきなりこんなモノが置いてあって目を引きます。
街がオシャレです。MOSバーガーもこんな店になっています。
都心にしては閑静な通りを入っていくと、お目当ての建物がありました。この2年の間に、藤井聡太竜王が五冠を獲得していく過程でABEMAの配信で何度も目にした将棋ファンの聖地、将棋会館です。
中に入ってみました。一階には販売部があり、いろいろな将棋アイテムが販売されています。
棋士のサイン入り扇子の数々。
二階には一般の人が入れる道場があるのちょっと覗かせてもらうと、春休みということで未来の棋士たちが競い合っていました。三階以上は関係者以外立ち入り禁止です。伊藤五段が今年度勝率1位をかけて対局していたようです。
ここには、寛政元年に築造されたという都内最古の富士塚があるので登りました。
山頂からみた下界。
藤森神社を出て狭い道を東に向かうと、国立競技場があります。
傾斜地に建っているので、南の方からは階段で建物の一階レベルに上がることができます。すのこ板を貼り巡らしたような建築物は一目見て隈さんの作品だと分かります。
壁には昨年のオリンピックのメダリストのパネルが貼ってあります。ちょっと貧弱だし、手の届くところにあって一部はもう破損したりしていて、残念です。50年、100年残るものにして欲しいですが、最初からその気がないのかもしれません。
都バスが時間待ちで停車していました。こんな燃料電池車が走っているんですね。
むかーしこんななぞなぞがあったのを思い出しました。
「一番早いバスってなーに?」「飛ばす(都バス)」
コンビニで食べ物を買ってJR線の下をくぐって新宿御苑にいきました。
桜が満開になっているので千駄ヶ谷側にある桜園地にちょっと寄って昼食をとろうと思ったのです。
門を入るとこんな立て看板が。
平日なのでそんなに混んでいないだろうと思ってきたのですが予約制なのです。ブラっと入ってみるかと考えていたのですが甘かったです。スマホを使って予約サイトにアクセスすると、予約が可能な枠までは1時間以上待つ必要があります。
ここが目的なら待ったかもしれませんが、次に行きたいところもあるので、諦めて千駄ヶ谷駅にもどりました。
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