ラジコン飛行機を楽しめそうな環境が見つかったので、まず一機、手持ちのプロフィールモデルを製作していることをブログに書きましたが、実はもう一つ、将来作りたいと思って17、8年前に手に入れていたものが手元にあります。下の写真のパイパー スーパーカブのスケールモデルのキットです。
スーパーカブは下の写真のような今でも世界中で活躍しているベストセラーの軽飛行機です。
キットはフレームをバルサの角材と板材で組み上げ、翼や機体にフィルムを貼って作る本格的なものです。付属しているのは下の写真のような設計図2枚だけで、どういう構造になっているのか不明なところもありますし、この材料で実際に飛行させるのに強度的に十分かという不安も感じます。それにオリジナルはエルロンが無いのでロール方向の制御のために改造して付加したいところです。そうなると、製作にはかなりのスキルを要求されそうです。
単に「飛ばす」のが目的なら、もう少しシンプルで頑強な構造にした方が確かですし、半完成のキットか完成品を利用した方が近道です。しかし、「作る」というのはそれとは別の楽しみがあります。本物に似せたスケールモデルを骨組みから作るというのは物心ついて以来ずっとやってみたかったことなので、「この機会を逃す手はないぞ」という内なる声が聞こえてきました。
上手くできなくても、時間がかかってもいいでしょう。リタイヤしたおじいさんの道楽ですから誰にも迷惑はかけないし、幸いなことに自由な時間はたっぷりあります。子供のころ夢見たことをなんとか実現したいものです。
ブログ主はこれから何機か作るつもりでいるのですが、その中の一つにこのスーパーカブも加えることにしました。