ダイソーの子供用玩具コーナーで下の写真のような300円のグライダーが売られています。
手投げでちょっと飛ばして遊ぶことを想定して商品化されたものだと思うのですが、これを電動化してRCで飛ばした人が現れ、それに刺激されたRC飛行機愛好家が楽しんでいる様子がYoutubeにもあがっています。
無線飛行機は機体の重量が100g以上だと国交省への登録が昨年から義務付けられているのですが、100g未満であればその必要がありません。このダイソーグライダーを利用してうまく作ると100g未満でできるということも愛好家達のチャレンジ精神に火を付けたようです。
私の所属するラジコンクラブでも数人の方が様々に工夫して飛ばしておられます。それを見て私も遅ればせながら挑戦してみたくなり、情報とアドバイスをもらいながら部品を集めてみました。
重量、大きさをチェックしながら準備した構成部品は下の写真のようなものです。
機体はEPP(発泡ポリプロピレン)でできていて落としても壊れる心配はありません。オリジナルの機体にはバランスを取るための7g程度の重りが付けられているのですが、それを取り除くと重量は33.0gです。
搭載する部品の重量を測ると50.5gになりました。
両方を合わせた総重量を測ると83.6gを示しています。
実際に組み上げるときには、線材、接着剤、構造部品等の追加で多少の重量増は避けられませんが、それでも15g程度には納められるでしょう。そうすれば100g未満という目標は達成できそうです。
100g未満の飛行機を作ること、それをRCで飛ばすことはチャレンジングな話です。ワクワクさせられます。