我が家の掃除機のヘッドには回転をOn-Offできるフロアブラシがついていてカーペットを掃除するときに効果を発揮しているのですが、そのブラシが回ったり回らなくなったするようになりました。
修理できるんじゃないかと思ってネジを外して開くと、パチンコ玉くらいの鋼球がポトリと落ちました。鋼球が出てきたのは意外でしたが、部品は写真のようで、断線したり、部品が欠損しているところはありません。
構造を調べると、その鋼球を使ってヘッドの向きを検知し、ヘッドが下を向いているときには床面に接したことを検出するレバーのロックが外れ、それでブラシを回転するモーターをOnできるのがわかりました。逆にヘッドが下を向いていないとレバーがロックされていてモーターをOnできないようになっているのです。なかなかよく考えられています。
ただ、掃除機ヘッドなので綿ごみが溜まるのは避けられず、それによって鋼球の動きが阻害されて前述したレバーがロックされることが起こっていたようです。
そこで溜まった綿ごみを除去して鋼球がスムーズに動くようにしてやるとそれでトラブルは解決しました。
掃除機ヘッドの機構が分かったのは面白かったし、何であれ問題が解決できるとスッキリして気持ちがいいもんです。