The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

ホテルでChromecast

先週、京都でニ泊することになったのですが、夜は全仏オープンや将棋の叡王戦を見てくつろぎたいので、Chromecastを持っていきました。

ホテルにチェックインして部屋を見ると、大型の液晶テレビが壁にしっかり取り付けられ、それが木枠で囲われていて、HDMI端子へはアクセスできないようになっています。

フロントにダメもとで連絡してHDMI入力を使うことはできないか問い合わせると、担当者を向かわせるという返事で、直ぐに技術の方が来られました。そこで、スマートフォンの画面をTVで見るためにHDMI入力を使いたいというこちらの希望を伝えるとさすがに技術者はすぐに理解してくれて、木枠を外し、TVの裏を鏡で写して、HDMI端子が2つあることを確認したうえで、①HDMI-1にホテルの案内システムがつながっている、②リモコンがホテル専用になっていて、入力として、地上波、BS、HDMI-1しか切り替えられない、③ホテルの案内システムを使わないのであればHDMI-1を開放し、私のChromecastをつなぐことができる、ということを説明されました。

そこで、ホテルの案内システムを外してHDMI-1を開放し、私のChromecastをつなげられるようにすることをお願いしました。

TVの周りの木枠を外された

ここまでやってもらえれば、あとは自分でできます。
技術の方が帰られた後、ChromecastをHDMI-1に挿して、Google Homeを使ってホテルのWiFiにつなぎ、そのChromecastを使ってスマートフォンの画面をTVで観られるようにしました。

HDMI1にChromecastを接続した様子

この設定によって、めでたく、一日目はWOWOW全仏オープン大坂なおみ 対 シフィオンテクの大熱戦の様子、二日目は将棋叡王戦の第4戦の終局の様子を見ることができました。

叡王戦第4局の終局の様子

今回京都に行って、外国人観光客の多さに改めて驚きました。滞在したホテルも宿泊客の大半は外国人のようでした。彼らはスマートフォンを駆使して、驚くほど多くの情報を得ているようです。それらの外国人にとって、日本のテレビ放送は殆んど理解できないもので意味のないものではないでしょうか? インターネットにつないだスマートフォンタブレットをテレビの大画面で見られるようにしておく方がそうした宿泊客にはよほど喜ばれるはずです。それが世界標準です。

宿泊客のアンケート用紙があったので、私の希望に対応してくれた担当者には感謝していることと、ホテル側にはHDMI端子を利用できるようにしておく方が顧客満足度が間違いなく上がるので検討していただきたいという旨を書いておきました。