一昨日の投稿で、”Tesseract”のことを書きましたが、”Tesseract”で検索すると、光学文字認識(OCR)のエンジンの他に、イギリスのヘビーメタルのバンドだったり、映画だったり、はたまたヤマハがモーターショーに出した四輪バイクのコンセプトカーまで出てきます。
いろんなところでこの名称が使われていいますが、一体Tesseractって何なのでしょう?
もともとの意味は、正八胞体、または四次元超立方体、ということですが、そう言われても何のことやら。
3次元空間での立方体を4次元空間で表現したときの4次元超立方体とだというのですが、そう説明されるとますますわからなくなります。
それを3次元に投影したものが回転する様子を2次元で表現した例がGIFで作られていて、そのうちパブリックドメインとされているものがあるので下に紹介します。
何とも不思議な形ですが、立方体の針金をせっけん液に二度浸してシャボン玉を作ると、正八胞体のある種の三次元投影図の形になるということです。そう言われると、昔、子供が夏休みの宿題でやっているのを見たことがありますが確かにこんなのができて驚いたものです。
OCRにどういう意味を込めてTesseractという名前を付けたのかは分かりませんが、そのパフォーマンスには、このシャボン玉同様、不思議さと驚きを感じさせるところがあります。