The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

戸隠でそば打ち体験

日本三大そばというと戸隠、出雲、わんこ、というのが世の中の一致した見方のようです。

信州に行くことにしたので、そばを食べるのを楽しみにしていましたが、戸隠にそば打ちを体験してそれを食することができる施設があるのを見つけて挑戦してみました。

ここです。「とんくるりん」という名前が付いています。

 

②そば粉8,小麦粉2を混ぜ、半分の量の水を全体に回してかける。

 

③全体を均一になるようにかき混ぜる。このとき割り箸を使うとやりやすい。


④パラパラになってきたら一つの塊にする。

 

⑤手のひらの親指の付け根あたりを中心にして両手で押し出すようにしてこねる。この動作を100回。

 

⑥打ち粉(そばの実の中心部分を挽いたもの)をふるった台の上で20㎝くらいの円盤にする。

 

⑦周囲を丸棒を前、後、前と転がして伸ばしていく。30度ずつ回転させながら続ける。中心部分はすこし盛り上がった状態。

 

⑧直径が40cmくらいになったら、手前側の半分を棒に巻き付け、前、後、前と転がし、さらに先側の半分を巻き上げて、前、後、前と転がす。 このときの棒を打ち付けて転がす動作が「そばを打つ」ということで「とんくるりん」という名前の由来だという。

 

⑨均一な厚さで直径50㎝くらいになれば伸ばす作業は完了。厚さは2mmくらいになっている。

 

⑩打ち粉をふるって畳む。

 

⑪駒板と呼ばれる板で押さえ、包丁をその側面に合わせてそばを切る。

 

⑫1本切ったら、包丁を少し傾けて駒板を2㎜程度ずらす。そして次の1本を切る。

 

⑬出来あがった。太さにばらつきがあるのはご愛敬。作り始めてからここまでで45分くらい。そばを調理場に持って行って茹でてもらう。

 

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戸隠そばは薬味として辛味大根をおろして入れるのが特徴です。

 

追加で注文した野菜の天ぷらと一緒に頂きました。
あまりに美味しそうなので、写真を撮り忘れて食べ始めてしまい、二口ほど食べた後に気が付いて慌てて写真を撮影した次第。

 

ある種の達成感があり、面白い体験でした。

おじいさんの趣味としてそば打ちの人気が高いのも分からないでもありません。こんなものも売っていました。しかし、私としてはそんなにしょっちゅうそばを打つことはしないでしょうからこれには手を出さないことにします。(笑)