9月29日にMicrosoft Flight Simulatorの日本をテーマにしたDLC(ダウンロードコンテンツ)がリリースされました。
アップデート第一弾のDLCが日本をテーマにしたもので、しかも無料というのは嬉しい限りです。Microsoftが日本市場に期待するところが大きいのだろうと感じます。日本語化されていないので、日本市場での広がりはまだ限定的かもしれませんが、そのうち対応するのでしょう。いずれにせよ、ファンにとってはたまらないプレゼントを開いてみました。
Flight Simulatorを起動すると、最新のPatchを入れるように表示されます。これはDLCを入れるための必要条件らしいので、無条件で導入します。24GB以上あるので結構時間がかかります。バックグラウンドで動かしておくと、2時間程度でインストールされていました。
パッチを当て終えたら、メインメニューからMaketplaceに入り、そこでWorld Update I: Japan(1.51GB)をインストールします。
インストールが完了後、Flight Simulatorを起動すると”JAPAN UPDATE HAS LANDED"のメッセージとともに山中湖を前にした富士山の画像がでてきます。
その後にアップデートの特徴を紹介するスプラッシュ・スクリーンが続きます。
新たな景観としては、
- 松島湾、箱根、風の塔、富士山、神戸ポートタワー、白川郷、姫路城、天橋立、瀬戸大橋、厳島神社、阿蘇山、生月大橋、端島(軍艦島)、法隆寺他の19の選抜された地点
- 精細に実装された6 か所の空港:八丈島、慶良間、釧路、長崎、下地島、諏訪之瀬島
改善点としては
- 更新された標高データによる地表精度
- 20の空港データの更新
- 3D写真測量を使った6都市(仙台、高松、徳島、東京、宇都宮、横浜)
アクティビティとしては
ワクワクされられます。
さて最初にどこを飛ぼうかと考えたとき、日本人ならまず飛んでみたくなるのは富士山の上ではないでしょうか。
というわけでWorld Mapから富士山周辺の飛行場を探すと、Gotemba Airportというのが見つかります。
御殿場空港?そんなのあったかと普通にGoogleで検索しても出てきません。これは、陸上自衛隊の滝ケ原駐屯地内の飛行場で、海抜高度2202Ftのところに長さ2493Ftの滑走路があります。普通なら絶対に入れないところですが、そこはFlight Simulatorのありがたいところで、勝手に利用させてもらうことにしました。
機材としてCub CrafterのX Cubを選びます。
Gotemba AirportのRunway 02を離陸し、左に旋回して富士山を目指します
高度4230Ft、1290m。
高度5840Ft、1780m。高度を上げていきます。
Flight Simulator2020はPC版とXBox版との共有化が図られてXBoxの流儀に合わせているためか、UIの作りが随分違っていて、以前のPC版しか使ったことがないおじいさんは勝手が違うので戸惑います。それでも扱っているうちに少しずつあの機能はここにあるというのが分かって来て、ビデオをキャプチャは[WIndows]+Gで開くゲームバーでできることが分かりました。それで、キャプチャしたのが下のビデオです。高度10,700ft。山頂の周りを周回しながら高度を上げていきます。ちなみに、富士山の高さは12,388ft。
* Youtubeで画質をHDにして見てください。
高度12,150Ft。山頂に近づいてきました。
高度12,700m。山頂の高さを超えました。
高度13,570Ftまで上がり、お釜の上を飛びます。
高度13,900Ft。今回はこれで帰ることにします。
高度8,700Ft付近でだんだん高度を下げている様子を撮ったビデオです。この後、籠坂峠の上を通って、Gotemba AirportのRunway 20に降りました。
* Youtubeで画質をHDにして見てください。
いやー、楽しいです。
従来のFlight Simulator同様、季節、時刻、天候はさまざまに変えることができます。
ご来光を見るのもいいかもしれません。