今回リリースされたFlight Simulatorでは、マイクロソフトが提供するクラウドサービスAzureとBingの地図データを組み合わせて、2PB(2x 10の15乗バイト)のデータで地球をシミュレートし、現実により近づけたものにしているといいます。
実際にそれがどのようなものかを身近な場所を使って確認するために、厚木基地(米海軍、航空自衛隊)から離陸して、厚木、平塚、藤沢を廻って厚木基地に戻る下図のような周回コースをCessna 182 Skylaneで飛んでみました。
実際にはこんなコースを軽飛行機で飛ぶなんていうことは絶対にやらせてもらえませんからFlight Simulatorならではのことです。
その様子を以下にそのスクリーンショットで紹介します。
上空から見る地表の様子や建物や施設の映像はこれまでとは比較にならないくらいリアリスティックなものになっています。しかも、比較的最近できたものまでキッチリ反映されています。Bingのデータを常に参照してクラウドのサーバーからマップデータがストリーミングされているらしいのですが、その内容は1か月ごとに更新されるといいます。マイクロソフトと開発チームのAsoboが本気になっています。
想像以上の出来に驚きました。記事によると、10年間はアップデートし続けるということです。それに加えてサードパーティからのアドオンも出てくるでしょう。
今後が非常に楽しみなソフトです。