The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

Microsoft Flight Simulator2020-3

今回リリースされたFlight Simulatorでは、マイクロソフトが提供するクラウドサービスAzureとBingの地図データを組み合わせて、2PB(2x 10の15乗バイト)のデータで地球をシミュレートし、現実により近づけたものにしているといいます。


実際にそれがどのようなものかを身近な場所を使って確認するために、厚木基地(米海軍、航空自衛隊)から離陸して、厚木、平塚、藤沢を廻って厚木基地に戻る下図のような周回コースをCessna 182 Skylaneで飛んでみました。

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飛行コース

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Cessna 182 Skylane

実際にはこんなコースを軽飛行機で飛ぶなんていうことは絶対にやらせてもらえませんからFlight Simulatorならではのことです。
その様子を以下にそのスクリーンショットで紹介します。

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離陸後、西に向かって飛ぶ。正面に大山、富士山、下に小田急、相鉄の海老名駅が見える

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愛甲石田上空で南に向けて旋回する

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昨年開通した新東名の厚木南ICが見える。比較的最近の地形情報が反映されている

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相模川を越えて東進。相模川河川敷の様子もリアルである。

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いすゞ自動車の藤沢工場は大きいのでこの辺りでは一番の目標になる

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綾瀬と大和のスポーツ公園が違づいたので、滑走路の中心に合わせていく

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無事タッチダウン

上空から見る地表の様子や建物や施設の映像はこれまでとは比較にならないくらいリアリスティックなものになっています。しかも、比較的最近できたものまでキッチリ反映されています。Bingのデータを常に参照してクラウドのサーバーからマップデータがストリーミングされているらしいのですが、その内容は1か月ごとに更新されるといいます。マイクロソフトと開発チームのAsoboが本気になっています。

想像以上の出来に驚きました。記事によると、10年間はアップデートし続けるということです。それに加えてサードパーティからのアドオンも出てくるでしょう。
今後が非常に楽しみなソフトです。