週末の雨が上がって晴れ上がったので自宅から10㎞ほどの秦野の権現山に行ってみました。
ここからは遮るものなく富士山を眺めることができるからです。
(下のGoogleマップを拡大すれば山頂の位置を確認できます)
中腹の駐車場に車を停めて10分くらい整備された登山道を上ると頂上に着きます。頂上からはちょうど西の方向に富士山を望むことができます。つまり富士山の東側の面が見えるわけです。
今年は晴れた日が続き、少し前まで頂上付近の雪がわずかだったのですが、ここにきてやっとこのような雪に覆われた姿を見せてくれました。
ズームでちょっと寄ってみます。左側の宝永山のある南側の斜面の方が低い位置まで雪で覆われています。
さらにもっと寄ってみます。
雪を頂いた富士の姿は美しく、神々しく、また気高さも感じます。北の方に目を移すと大山があります。この山は標高が1,252mですが、神奈川県の広い範囲から見ることができます。地元で生活するものにとってはこの山の存在は大きいのです。湘南地域に雪が降ることがほとんどないのはこの山のおかげです。
この日はうっすらと雪化粧をしていますが、すぐに消えてしまうでしょう。
この日はうっすらと雪化粧をしていますが、すぐに消えてしまうでしょう。
下に目をやると、麓を小田急線が走っています。
帰る途中、平塚の金目付近に車を停めて、振り返ってみました。東海大の湘南キャンパスの向こうに富士山がみえます。いい眺めです。
コロナ禍で気の重い日が続いていますが、冬の澄んだ空気のなかで見る富士の姿はそうした心を癒してくれるとともに何か力も与えてくれるような気がします。